ラナンキュラス
栽培用土は植物の成長を左右する重要な要素です。
草花栽培に最適な土とは、水はけが良く、なおかつ水もちの良い、柔らかい土です。水を含むといつまで経っても乾かず、かと思うと乾いた時にはカチカチに固まってしまうようなものは一般的な草花栽培には向いていません。排水が良すぎて水分を保てないような土も草花栽培には不向きだと言えます。
草花栽培に向いていない土で育った苗は、その後いくら良い土に植え替えてあげても、もともとの土が根の成長を妨げてしまうため、思ったように成長してくれません。
デモルフォセカ
カマクラファームでは、草花栽培に最適な土を追求し、市販の栽培用土を含め、さまざまな配合での試験を何百回となく繰り返しました。何度も繰り返し土の試験の依頼に通ううち、こんな言葉をかけられました。
「カマクラさん、究極の土を作りゆうがかね?」
市販の土では満足できなかったカマクラファームでは、現在では種蒔きからその後の植え替えまで、全ての花苗にオリジナル配合の栽培用土を使用しています。
私たちのオリジナル栽培用土は、水はけ・水もち共に良く、長く栽培しても土が固まりません。そのため植物は存分に根を広げることができ、与えられた肥料の吸収も速やかで、本来の植物の健康的な姿を保つことが可能になります。もちろん、お客様が購入され、ご家庭で栽培される際にも植物に最適な環境を提供します。
面倒でも毎回オリジナル配合の土を作り、惜しみなく使う・・・その成果は、健康で美しいカマクラファームの花苗でご確認いただけます。
リナリア・グッピー
一般に暖かければ植物の成長は速くなります。すぐ出荷してしまうなら、もちろん速く育ってくれたほうが良いのですが、温室でぬくぬくと風にも当たらず過ごしたお花が、木枯らしの吹く戸外のお庭でもちゃんと育つのでしょうか?
カマクラファームでは温度管理にもこだわっています。冬ならば、昼間は外気温とほぼ変わらない低温でじっくり育て、少しでも暖かくなるとアクリルハウスの天窓・サイド窓を開けてしまいます。一見暖かい温室に見えるアクリルハウスですが、戸外でも美しさを維持できるお花を育てるため、私たちは防寒着を着込んで低温の中で世話を続けています。
リナリア・グッピー
新しい季節の到来、新しいお花が店頭に並ぶと、心もうきうきしてつい手が伸びてしまいます。しかし、高温が好きなお花は寒い時期にはまだ外の花壇では立派に育つことはできません。低温が好きなお花を高温期に植えてしまうとぐにゃぐにゃになり、やはり美しく育つことはできません。
花壇向けの花苗を専門に栽培するカマクラファームでは、購入後すぐにお客様が花壇に植えるのに最適な時期に出荷するように心がけています。
花苗は一瞬楽しめれば良い切花ではありません。お客様が花壇に、プランターに植えてからも、丈夫に育ち、美しく開花してくれてこそ、価値のある花苗ではないでしょうか。
ビオラ
長時間暗闇で輸送されることから植物が受けるダメージや気候の違いを考えた時、やはり一番良いのは地元の農家が生産したものを購入されることです。出荷の翌日にはお花屋さんの店頭に並んでいますので、地元高知の気候で育った花苗が、輸送で品質が落ちることもなく元気なままお客様のお手元に届きます。
また、珍しい品種と銘打ってラベルを挿しただけの花も蕾も無い花苗を購入されなくても、意外にも地元の農家が同じ品種の花つきの立派な苗を出荷していることが多いのです。特に私たちカマクラファームは、その商品の品質に誇りを持っております。
ぜひ地元のお花屋さん・ホームセンター、またはカマクラファームが直売する街路市の店舗に足をお運びください。
デージー
毎日朝から晩まで花を眺めている私たちと違って、一般のお客様にはなかなか花苗の良し悪しは見分けにくいものです。買った時は美しいように見えても、植えてみたらなんだか綺麗に育たなかった、シーズンが終わる頃に抜いてみたら全然新しい根が出ていなかった、という経験をなさった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カマクラファームの花は見た目も健康で美しいですが、その後の成長にも自信があります。土から違うから、ぐんぐん育って次々と開花します。
その日食べて終わりのスイーツと違って、3ヶ月から半年間お庭を飾るものですから、健康な根を持ち、丈夫に育った花苗を購入なさってください。貧弱な苗を購入されるより、後々の管理も楽で、長い間美しい花を楽しめます。ぜひカマクラファームの花苗をお試しください。ブルーのラベルが目印です。